奥阿蘇フルーツガーデンは、珍しい果物狩りと石窯ピザ・パン・ローストチキンなどの体験ができるカフェです。九州の真ん中、熊本・宮崎・大分の3県の県境の近くで、標高780mの高地にあり、祖母山が一望でき、絶景の場所にあります。オーナーの林さんが優しい笑顔で出迎えてくださいます! ■5月下旬から6月上旬に向けては、九州ではめずらしい、さくらんぼ狩りができ、また、11月上旬まで、多種類の果物狩りができます。 ・収獲できるもの:・さくらんぼ・マルベリー・あんず・小梅・ジューンベリー・ウグイスカグラ・ハスカップ・プラム・ブラックベリー・ラズベリー・スグリ・桃・ネクタリン・ブルーベリー・サルナシ・栗ぽろたん(奇跡の栗・・・加熱することによりぽろっと鬼皮と一緒に渋皮が剥ける画期的な栗)・プルーン・グランベリー・りんご・ポポー(幻の果物)・あけび・キウイ(レインボーレッド・糖度20度越え) ※それぞれの収獲時期につきましては、お問い合わせください。
Category: 野尻地区
常念寺
高森町の野尻地区、川上集落にある『栄谷山 常念寺』は、浄土真宗 本願寺派のお寺です。「阿蘇郡誌」によれば、野尻総庄屋の弟、野尻仁右衛門が出家し道順となり、寛永15年(1638年)に開基しました。 本堂の再建は明和8年(1771年)から計画され、約20年を費やし、寛政2年(1790年)10月25日に落成しました。 清楚な山門の奥にある本堂は、七間(約12.6m)×八間(約14.4m)の総欅材造りで、格子天井、円柱、欄間等の彫刻は美しく、保存状態も良好です。なお、本堂内部の畳敷きの大広間に続く内陣には、御本尊である「阿弥陀如来」が中央に、その右側には「親鸞聖人」、さらにその右側にもう一体「阿弥陀如来」が精巧な厨子に安置されています。 昭和42年(1967年)に本堂を改装。萱屋根を近代式の板金に取り替え、内部をわずかに修復しました。そして昭和60年(1985年)、今度は板金屋根を瓦屋根に取り替え、現在に至っています。 また、秋には 境内にて、美しいモミジの紅葉を楽しむことができます。
川上六地蔵
高森町に4つある“六地蔵”の一つ『川上六地蔵』は、高森町の野尻地区、川上集落の公民館への入り口(常念寺前付近)にあります。 色見地区と同じく 六体の地蔵が一体となって設置された石灯籠型で、「正徳六丙申年(1716年)、奉造立六体地蔵、野尻清右ェ門尉是忠」との銘があることから、約300年前に是忠氏が救世安民のため建立したものと言われています。 ※六地蔵菩薩は、「地獄、餓鬼、畜生、修羅、天上、人間」の六道に苦悩する衆生を救済する仏様と言われています。
尾下菅原神社
『尾下(おくだり)菅原神社』は、菅原道真、国之常立神(クニノトコタチノミコト)、天宇受女命(アメノウズメ)が祀られた神社です。 秋季大祭では、大人と子供 約10名が「うちわ」と呼ばれる唐うちわを使った獅子舞を披露し、大太鼓、小太鼓、鉦、笛の勇壮なリズムのお囃子に合わせて舞い踊る様は、見応え十分です。 その昔 大飢饉に見舞われた際に、獅子頭を打ち振り 祈願したのが始まりと言われており、350年の伝統を持つ 熊本県の無形文化財に指定されている由緒ある祭りです。
越敷岳
『越敷岳(こしきだけ)』は、高森町の最東端・野尻地区にあり、山頂の向こうは大分県竹田市という県境の山で、祖母山の左肩辺りに位置します。 形が酒を蒸す「甑(こしき)」に似ることから、地元では“甑岩”と呼ばれています。 標高1061mの越敷岳は、ふもとの駐車場から30分くらいで登ることができ、天気が良ければ 山頂から九重連山を見ることができます。秋の紅葉スポットとしてもおすすめです。
河原熊野座神社
野尻地区にある『河原(かわら)熊野座神社』は、高森町の四大熊野座神社の一つです。 高台にあるため眺望が良く、祖母山をはじめ、清栄山や東外輪山が見渡せます。また、境内には、ホンツゲや南郷檜(ナンゴウヒ)などの珍しい木も植えられています。
川上渓谷
高森町の北東部・野尻地区にある川上渓谷は 大谷川の上流にあり、初夏の新緑や秋の紅葉が美しい 知る人ぞ知る穴場スポットです。 9万年前のカルデラ噴火の溶岩流が固まってできた岩盤は ジオ景観となっており、水位が低い時は、徒歩や車で渓谷の奥にある夫婦岩まで行くことができますが、大雨の後には増水し、川に近付くことができません。 また、渓谷の入口は分かりにくく、アクセス道も狭いため、通行の際はご注意ください。
野尻川上神社
『野尻川上神社』は、高森町の東側、大谷川を臨む野尻地区の川上集落内にあり、神功皇后の御妹にあたる淀姫大神ほか9柱が祀られています。 境内には、幹回り6.5m、樹高20m、樹齢660年以上と言われる御神木のイチョウがあり、1993年4月26日に「ふるさと熊本の樹木」として登録されました。 雌雄一対で立っていることから、地域では“縁結びの公孫樹(こうそんじゅ=イチョウ)”として親しまれています。また、気根(イチョウの幹から出ているコブのようなもの)を乳房に見立て、「イチョウの木に触れるとお乳の出が良くなる」という母乳授けの言い伝えがあります。
永野集落のイチョウ
高森町の野尻地区、永野集落の集会所にあるイチョウの大木。秋の紅葉が美しいです。近くには、永野祖母嶽神社があります。
永野祖母嶽神社
『永野祖母嶽神社』は、隣は大分県竹田市という高森町の東端、野尻地区の永野集落にあります。 御祭神は、天つ日高日子穂穂出見命(アマツヒコヒコホホデミノミコト)=山幸彦、豊玉毘賣命(トヨタマヒメノミコト)、鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)、玉依毘賣命(タマヨリヒメノミコト)、神日本磐余彦命(カムヤマトノイワレヒコノミコト)=神武天皇、吾平媛命(アラヒメノミコト)、木花佐久夜毘賣(コノハナサクヤヒメ)です。 “日向三代”(コノハナサクヤヒメ、ホヲリノミコト(山幸彦)、ウガヤフキアエズノミコト)と言われる歴代の神々とその妃神が祀られており、阿蘇系の神が入っていないという不思議な神社です。 2アールほどの社域内に、ケヤキ材を使用した2.5間×3間の流れ造りの神殿があります。お社の背後には日本最大級のカナクギノキ(※写真は2018年のもの)がありましたが、台風の害で折れ、残念ながら現在 枯れかけてしまっています。