史跡・神話
永野祖母嶽神社
ながのそぼだけじんじゃ
『永野祖母嶽神社』は、隣は大分県竹田市という高森町の東端、野尻地区の永野集落にあります。
御祭神は、天つ日高日子穂穂出見命(アマツヒコヒコホホデミノミコト)=山幸彦、豊玉毘賣命(トヨタマヒメノミコト)、鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)、玉依毘賣命(タマヨリヒメノミコト)、神日本磐余彦命(カムヤマトノイワレヒコノミコト)=神武天皇、吾平媛命(アラヒメノミコト)、木花佐久夜毘賣(コノハナサクヤヒメ)です。
“日向三代”(コノハナサクヤヒメ、ホヲリノミコト(山幸彦)、ウガヤフキアエズノミコト)と言われる歴代の神々とその妃神が祀られており、阿蘇系の神が入っていないという不思議な神社です。
2アールほどの社域内に、ケヤキ材を使用した2.5間×3間の流れ造りの神殿があります。お社の背後には日本最大級のカナクギノキ(※写真は2018年のもの)がありましたが、台風の害で折れ、残念ながら現在 枯れかけてしまっています。
- 所在地
- 熊本県阿蘇郡高森町大字津留