史跡・神話
津留年之神社とイチョウ
つるとしのかみしゃといちょう
『津留年之神社(つるのしのかみしゃ)』は、南阿蘇村両併との町境に位置する高森町高森の津留集落にあります。
御祭神の歳之神(年之神)は、国龍命(クニタツノミコト)で、阿蘇三の宮=草部吉見神=日子八井命(ヒコヤイノミコト)と色々な名前を持っています。
阿蘇神社のある所には必ず年の神があり、五穀豊穣を祈る農事の神として知られています。
近くには高森阿蘇神社があり、毎年7月30日の夏季大祭の際には、第一の御仮屋として使われます。
境内には樹齢470年、幹回り6.3mのイチョウがあり、地域のシンボルツリーとして大切に守られています。また、気根が多くあることから、お乳の出が良くなるようにとの願いを込めて参拝される方も多いそうですよ。
- 所在地
- 熊本県阿蘇郡高森町高森