史跡・神話
浜床
はまとこ
『浜床(はまとこ)』は、草部吉見神社の夏季大祭の際、神社を出た神輿が一時的に休み、神事を行う「仮の宮(=御仮屋)」です。
敷地内には2つの棟があり、左の棟には御幸の先導者である木本家、神主、宮総代が着座し、他の人は中に入ることができません。そして、正面の棟には神輿、猿田彦、水王・火王の面、獅子頭等が安置され、その前で神官が神事を執り行い、神楽が披露されます。
また、御仮屋は“アオハゼ=青羽瀬”と呼ばれ、青カヤで作られます。現在は壁部分のみですが、昔は屋根もカヤで作られていたそうです。
- 所在地
- 熊本県阿蘇郡高森町草部