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史跡・神話

草部吉見神社

くさかべよしみじんじゃ

日本三大下り宮の一つと言われる『草部吉見神社』は、鳥居の下に社殿がある珍しい神社です。

130の石段を降りた先に社殿があり、さらにその裏手には幹回り7.7m、樹高40mを超す御神木の大杉が鎮座し、厳かな雰囲気を醸し出しています。
 手水舎の右手の鳥居から下った先には、御塩井・吉ノ池(八功徳水)があり、不老長寿の長命水と称される湧き水を飲用することができます。

創建は阿蘇神社よりも古く、初代天皇である神武天皇の第一皇子・日子八井命(ヒコヤイノミコト)をはじめ、12柱が祀られています。
 勅命により日向国高千穂の峰から草部の郷に来られた日子八井命は、住民を苦しめていた大蛇を征伐されました。大蛇の棲んでいた「吉ノ池」の水を東の谷に流し、池を埋め立て、宮殿を建てられ、屋根や壁を草で葺かれた故事から地名を「草壁」と言い、後に「草部(くさかべ)」に改められたと言われています。神社の周辺には神話に基づく地名が多くあります。
 後に阿蘇へ入られた阿蘇神社の祭神:健磐龍命(タケイワタツノミコト)と共に阿蘇を治められました。

所在地
熊本県阿蘇郡高森町草部2175
駐車場
あり
アクセス
高森駅から車で約23分
備考
トイレは境内に2箇所 (新設されたトイレには身障者用も完備)
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