高森自然公園・千本桜

県道２８号線から高森峠へ続く途中に、通称「九十九曲がり」と呼ばれるヘアピンカーブの多い坂道があります。その道沿いには約７０００本の桜が植樹されており、例年春には千本桜祭りとして賑わいを見せます。麓から頂上までは標高差（150m）があるため、比較的長期にわったって桜を楽しむことができることも魅力です。

夏はヤマボウシやクサイチゴ、秋はカワラナデシコやアケビ、冬は松ぼっくりやどんぐりなど四季折々の植物を楽しむことができます。また、有名な詩人の句碑群などもあり、四季を問わず楽しむことができます。

現在、「高森自然公園・千本桜」と呼ばれていますが、この一帯にはもともと「千本」という地名が残っていました。地名は、戦国時代にこの一帯が合戦の舞台になったことに由来しています。