名所
高森殿の杉
たかもりどんのすぎ
『高森殿』とは、戦国時代に高森一帯を治めていた高森城主高森伊予守惟居(たかもりいよのかみこれおり)のことです。
天正14年(1586年)、薩摩島津軍との激戦の末、家老の三森兵庫能因とともにこの杉の下で自刃したことからこの名称がついています。
杉の樹齢は推定400年~1000年と不明ですが、伊予守が自刃した場所柄を考えると当時すでに大木であったことが想像されます。
元々はここが伊予守らの墓所でしたが、寛永6年(1629年)に家臣の武田氏によって含蔵禅寺に移されました。現在、杉の下にあるものは三森兵庫の供養塔です。
※現在この地は村山牧野組合によって管理されています。
- 所在地
- 熊本県阿蘇郡高森町高森3341-1
- 電話番号
- 0967-62-1111[高森町役場 政策推進課 商工観光係]
- 駐車場
- あり(殿の杉入口のゲート最寄から、第1・2・3駐車場)
- アクセス
- 高森駅から車で約7分